出版社内容情報
アマテラスを祖とし神武を初代天皇とする万世一系天皇の物語を解体!一目瞭然! 倭の五王と倭武(昆支)の関係図を公開!
「朝鮮半島からの加羅系と百済系の新旧二つの渡来集団による国家建設」を真実とする本書は、その時代の王・大王を示す七つの金石文を物的証拠に古代東アジアの歴史を明らかにする。七つの金石とは①武寧王陵墓誌、②稲荷山鉄剣銘文、③船氏王後墓誌、④好太王碑、⑤多賀城碑、⑥石上神宮七支刀、⑦隅田八幡人物画像鏡銘文である。著者単行本「はじめに」と「あとがき」を集成した書、パートⅢ!
内容説明
アマテラスを祖とし神武を初代天皇とする万世一系天皇の物語を解体!一目瞭然!倭の五王と倭武(昆支)の関係図を公開!朝鮮半島からの加羅系と百済系の新旧二つの渡来集団による国家建設を真実とする本書は、その時代の王・大王を示す七つの金石文を物的証拠に古代東アジアの歴史を明らかにする。七つの金石とは(1)武寧王陵墓誌、(2)稲荷山鉄剣銘文、(3)船氏王後墓誌、(4)好太王碑、(5)多賀城碑、(6)石上神宮七支刀、(7)隅田八幡人物画像鏡銘文である。
目次
第1章 八幡神の正体―もしも応神天皇が百済人であったとすれば(二〇一二年一二月二〇日)
第2章 アマテラスの正体―伊勢神宮はいつ創られたか(二〇一四年六月一五日)
第3章 『猫』と『坊っちゃん』と漱石の言葉―風吹けば糸瓜をなぐるふくべかな(二〇一五年三月二五日)
第4章 日本古代国家の秘密―隠された新旧二つの渡来集団(二〇一五年九月三〇日)
第5章 エミシはなぜ天皇に差別されたか―前九年の役と後三年の役(二〇一六年四月三〇日)
第6章 沖縄!―ウチナンチューはいつから日本人になったのか(二〇一六年九月三〇日)
第7章 天武天皇の正体―古人大兄=大海人=天武の真相(二〇二〇年五月三一日)
第8章 日本古代国家と天皇の起源―運命の鏡隅田八幡鏡は物語る(二〇二〇年一一月二五日)
著者等紹介
林順治[ハヤシジュンジ]
旧姓福岡。1940年東京生れ。東京空襲の1年前の1944年、父母の郷里秋田県横手市雄物川町深井(旧平鹿郡福地村深井)に移住。県立横手高校から早稲田大学露文科に進学するも中退。1972年三一書房に入社。取締役編集部長を経て2006年3月退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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