出版社内容情報
日本のジャズ、ポップス史を知るために!
明治から戦前・戦後にかけて、多くの名曲を世におくった、古関裕而、古賀政男と並ぶ
国民的作曲家 服部良一評伝! 2013年刊『評伝 服部良一』(彩流社)に増補を加えた新版。
現在放映中、NHK朝の連続ドラマ「ブギウギ」の主人公・笠置シヅ子との関係を書き下ろしで増補。
【目次】
Ⅰ 大阪時代―道頓堀ジャズ
Ⅱ 苦闘の時代
Ⅲ ブルースからブギへ
Ⅳ ブギウギの熱狂
エピローグ 遥かなる山脈
服部良一拾遺
服部良一ディスコグラフィー
服部良一年譜
[増補部]
服部良一と古賀政男
1 古賀メロディーと外国リズム
2 新たなリズムの追求
3 ブギウギの頂点――服部良一と笠置シズ子
4 笠置調ブギへの批判と正調・正統ブギ
5 ラテンブームの到来(ニューリズム)とマンドリンオーケストラ
6 8ビートからJポップ時代とユーロビートへ
内容説明
日本のジャズとポップスの歴史を知るために!古関裕而、古賀政男と並ぶ国民的作曲家、服部良一。明治から戦前・戦後にかけて多くの名曲を世におくった服部の決定版評伝。NHK朝ドラ連続ドラマ「ブギウギ」の主人公・笠置シズ子との関係を書き下ろしで増補する。
目次
1 大阪時代―道頓堀ジャズ(苦難の少年時代;日本のジャズの創成;日本のジャズエイジ)
2 苦闘の時代(昭和のジャズエイジ;タイヘイレコード;モダニズムとポピュラー音楽の隆盛)
3 ブルースからブギへ(コロムビアレコード;別れのブルース;スウィングジャズ時代の到来;映画主題歌黄金時代と服部メロディー;夜来香ラプソディー)
4 ブギウバの熱狂(平和のブギの叫び;戦後のジャズ・ポップス界;服部良一の転機;永遠の音楽人生)
著者等紹介
菊池清麿[キクチキヨマロ]
1960年生まれ。伝記作家、音楽メディア史研究家。明治大学政治経済学部政治学科卒業、同大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士前期課程修了。学部時代は古賀政男の明治大学マンドリン倶楽部で音楽を、橋川文三の日本政治思想史ゼミで思想史を研鑽。当初、橋川文三のゼミ(日本政治思想史)だったが、橋川死去のため後藤総一郎の第二ゼミとなる。大学院で後藤総一郎に柳田國男の思想を学び、柳田の農政学を中心に民俗学への思想研究をおこなった。日本政治思想史専攻。音楽では声楽を学び一時期、演奏家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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