共同体なき死―いずれ死にゆく生者たちへ

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共同体なき死―いずれ死にゆく生者たちへ

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779129278
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

遺体の安置施設や処置施設が、徹底的に排除される社会………

現代における死の諸相を、広範な文献や記事、映画やドキュメンタリーのほか、
取材などで得た現場の人々の声や知見などに基づいて解き明かす。

死生観の空洞化、誰にも弔われない死、死後の世界/臨死体験といった「来世」の思考の根源、恐怖管理理論、カニバリズム的な社会、自殺の概念から、孤独死、粉骨サービス、葬儀の現場まで

内容説明

「死」は排除されるべきものなのか。あなたの死とわたしの死、彼らの死を考える。安楽死、無縁死、孤独死、自殺(幇助)、死後の世界、臨死体験、デジタル来世、空洞化する死生観、弔いの格差、遺体安置所、粉骨サービス、エンバーミング。現代の死の諸相を解き明かし、「死の社会化」を提言する。

目次

プロローグ 死に取り憑かれて
第1章 なぜ死はバッドニュースなのか
第2章 ポスト無葬時代の不安な「わたし」―来たるべき弔いをめぐって
第3章 生きている死体と向き合う―「身体の延長」としての死体論
第4章 来世(アフターライフ)を夢みながら
第5章 「恐怖管理」に至る病
第6章 「救済の手段」としての自殺
第7章 ゾンビはわたしたちとともにある
第8章 永遠に生きることの憂鬱?
エピローグ 柔軟性こそが恵みとなる

著者等紹介

真鍋厚[マナベアツシ]
評論家、著述家。1979年、奈良県天理市生まれ。大阪芸術大学大学院修士課程修了。2016年、テロリズムを評論・映画・小説・マンガなどを渉猟しながら考察し、一律に解釈できない多様な正義を読み解いた『テロリスト・ワールド』(現代書館)でデビュー。社会学者の宮台真司氏から激賞される。研究分野は、ネット社会、コミュニティ、宗教、自己啓発、陰謀論、テロなど多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

templecity

3
人はいずれ死ぬのだが、どのように扱われるのか。 2024/02/03

y

1
著者が(恐らく)否定的に紹介している事例は自分自身にとっては賛同できるものでした。 とはいえ他の人にもお勧めしたり、賛同するようにしたりはしないし、制度的にも選択できればよいのでは?と感じています。 様々な事例が紹介されているのですが、全体として若干とりとめない感じがしたのと、唐突に終わって、ややモヤモヤした読了感でした。2023/11/03

完敗

0
図書館の分類では哲学だったが、社会学の方が近いのではないか。様々な死に関連したニュースや話題を紹介・解説している。独自の考察や思索が少ないかと思うが、自分が死んでみなきゃわからない話なので、仕方ないかなと思った。2025/05/18

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