出版社内容情報
米一国支配から米中二国支配か、多極化か!?
決定的勝利が望めない〝特異な戦争〟ウクライナ戦争をめぐる国際政治の動向、特にプーチン、バイデン、習近平、ゼレンスキー、そして岸田首相の動きを軸に時系列的に詳述することで見えてくる戦争の行方とそれに伴って流動化する国際政治と国際秩序の今後を展望。断絶する日露、緊迫化する日中関係のなかで日本の選択は?
内容説明
両者に決定的勝利が望めない“特異な戦争・ウクライナ侵攻”をめぐるプーチン、バイデン、習近平、そしてゼレンスキー、流動化する世界の中で岸田首相の動向を時系列で読み解く。
目次
序章 「日本有事」をいかに避けるか
第1章 「台湾有事」ならぬ「日本のウクライナ化」
第2章 「日米同盟の抑止力」という古びた幻想
第3章 「特別軍事作戦」から「重要軍事演習」へ、そして…
第4章 ウクライナ戦争の真実―プーチンの陰謀、バイデンの策謀、習近平の遠謀
第5章 ゼレンスキーは本当にネオナチなのか?
著者等紹介
河信基[ハシンギ]
1971年中央大学法学部卒業。朝鮮新報記者、朝鮮大学経営学部主任教授(講座長)を経て評論活動に入る。朝鮮南北、日本、中国など東アジアの政治・経済問題を中心に各国・地域の伝統や文化を踏まえた分析を続ける。日本法哲学会会員、東北亜未来構想研究所特別顧問、学校法人青丘理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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