山に生きる 福島・阿武隈―シイタケと原木と芽吹きと

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山に生きる 福島・阿武隈―シイタケと原木と芽吹きと

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  • サイズ 46判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779128929
  • NDC分類 653.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

3・11原発事故が起きる前、福島県田村市都路町は、シイタケ原木生産で質、量ともに日本の代表的な産地だった。事故後は放射能汚染により原木の生産もシイタケの栽培もできなくなっている。いま、里山での生業が奪われた人々はどうしているだろうか? 結いや共有林というコモンズを備えていた集落の人々は、それでも山に生きることをあきらめていなかった――現地に通い続けた著者(東京新聞記者)が、人々の素朴な言葉から自然とともに生きてきた暮らしのありようを本橋成一氏の力ある写真とともに伝える。

内容説明

3・11原発事故前、シイタケ原木の代表的産地だった田村市都路町の農家。それでも、山の暮らしをあきらめなかった―里山での生業が奪われた人々の言葉を聞き、自然とともに生きてきた暮らしのありようを描くルポルタージュ。

目次

プロローグ―山はどうなっているか
第1章 途切れた「循環」
第2章 「結」で炭を焼いていた
第3章 都路の森林組合―ここで暮らしが続くように
第4章 自然の恵みに気がついた
第5章 取り戻した山
第6章 絶やしたくない
第7章 木を植える
エピローグ―人は手探りをしていた

著者等紹介

鈴木久美子[スズキクミコ]
1967年愛知県生まれ。東京新聞(中日新聞東京本社)記者、生活部長。京都大学法学部卒業後、中日新聞社に入社し、ごみ問題や環境教育、森林と人の暮らしなどを取材。2019年から福島県田村市都路町に通っている

本橋成一[モトハシセイイチ]
写真家、映画監督。九州・北海道の炭鉱の人々を撮った作品『炭鉱“ヤマ”』で、1968年第5回太陽賞受賞。以後、サーカス、上野駅、築地魚河岸、大衆芸能など、市井の人々の生きざまに惹かれ写真を撮りつづける。1998年写真集『ナージャの村』で第17回土門拳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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けんとまん1007

49
山に生きる。読みながら、山に限らず、田や畑、海へも思考が飛んだ。地に足のついた暮らしとは、何だろうと考える。採り尽くすものではなく、次へ繋ぐ思想。収奪が基本である、いまの産業構造の対極そなすものだと思う。そんな暮らしを根こそぎ奪い、放置しているのが3.11の東電・官僚・政治屋。ここで綴られていることを、自分が住む地域というフィルターを通して考えていこうと思う。2023/12/23

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