内容説明
『地球の日』と『寸法直し』。二冊の句集に収録された九百余の俳句を繰りながら膨大なモノクロ・フィルム群を博捜し、小さな印画紙に焼きつけ続けた写真家。俳人と写真家とが対面することはないままで、無言のうちの二人の「交感」は果たして成り立つのか?三百十四の句に呼び寄せられた黒一色の光景。
著者等紹介
津〓里永子[ツタカリエコ]
1956年兵庫県西宮市生まれ。「未来図」を経て「小熊座」同人、「すめらき」「墨BOKU」代表。俳人協会幹事、現代俳句協会幹事、日本文藝家協会会員。都留文科大学非常勤講師(ピアノ)
荒川健一[アラカワケンイチ]
1948年神奈川県横浜市生まれ。1970‐80年代、自主運営ギャラリー「コネクト・イン」や、同人誌「写真試論」出版などの活動に参加。1989年撮影・編集プロダクション(株)リーワードを設立。2008年より読売日本TV文化センター大森講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 国家・階級論の史的考察