出版社内容情報
はじめに
第1章 マックスウェル・ストリート周辺区域の変遷
1 ユダヤ系居住区の形成――19世紀半ばから1920年にかけて
2 黒人居住区の形成――1920年代初頭から1930年にかけて
第2章 「雑然とした場」と化すマックスウェル・ストリート
1 路上マーケットの成立
2 ストリートに生じる人流
第3章 路上の変容への対応――二つの近隣組織を中心に
1 ウエストサイド歴史協会の始まり
2 理想を掲げて――「地域史」および
「地域コミュニティ」創出の試み
3 商店街の商人たちの試み
――マックスウェル・ストリート都市改良プロジェクト
第4章 路上の変容へのまなざし
――ニューベリー・アヴェニュー・センターを中心に
1 センターの設立と福祉活動への意気込み
2 センターの運営――まなざしを方向づける戦略
3 ニューベリー・アヴェニュー・センターのまなざし
第5章 「路上の混沌」を生きる
1 群がる人々、散らばる人々
2 「路上の混沌」――多様な生を営む人々
おわりに
内容説明
「雑然」と賑わう路上マーット!多様な移民や南部黒人から、地域住民、観光客、ホームレスまで。雑多な人々が自由に出入りする「場」に焦点をあて、生の諸相を描き出す。
目次
第1章 マックスウェル・ストリート周辺区域の変遷(ユダヤ系居住区の形成―一九世紀半ばから一九二〇年にかけて;黒人居住区の形成―一九二〇年代初頭から一九三〇年にかけて)
第2章 「雑然とした場」と化すマックスウェル・ストリート(路上マーケットの成立;ストリートに生じる人流)
第3章 路上の変容への対応―二つの近隣組織を中心に(ウエストサイド歴史協会の始まり;理想を掲げて―「地域史」および「地域コミュニティ」創出の試み;商店街の商人たちの試み―マックスウェル・ストリート都市改良プロジェクト)
第4章 路上の変容へのまなざし―ニューベリー・アヴェニュー・センターを中心に(センターの設立と福祉活動への意気込み;センターの運営―まなざしを方向づける戦略;ニューベリー・アヴェニュー・センターのまなざし)
第5章 「路上の混沌」を生きる(群がる人々、散らばる人々;「路上の混沌」―多様な生を営む人々)
著者等紹介
〓橋和雅[タカハシカズマサ]
1984年埼玉県生まれ。2007年慶應義塾大学経済学部卒業。2009年専修大学大学院文学研究科歴史学専攻修士課程修了。その後数年間、音楽商社に勤務したのち、退社。2018年専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程単位取得退学。2020年博士(歴史学)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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