出版社内容情報
国民的作曲家、古関裕而の知られざる人生の機微を描いた
『評伝 古関裕而』(2012年、彩流社)に、
刊行当時、あえて取り入れなかった興味深いエピソードを
盛り込んで、手に取りやすく編み直された新版!
本書は、『露営の歌』、『暁に祈る』、『若鷲の歌』などの多数の軍歌。
全国高等学校野球選手権大会の大会歌『栄冠は君に輝く』、
阪神タイガースの応援歌『大阪(阪神)タイガースの歌(「六甲颪」)』、
東京五輪のオリンピックマーチなど……また、『鐘の鳴る丘』、
『さくらんぼ大将』、『君の名は』など、連続ドラマの名作主題歌をも
生み出して、現在でも数多くの作品が愛されている
古関裕而の人生を詳らかに辿るものである。
内容説明
昭和初期、日本人として初めて国際的なコンクールに入選。古関メロディのやわらかさの源は、美しい自然の故郷・福島への思慕の念が核となっていた。前著評伝に「拾遺」を大幅に加えた。福島出身の国民的作曲家「古関裕而」の決定版評伝!
目次
第1部 故郷福島―音楽への目覚め
第2部 作曲家・古関裕而―苦闘の時代
第3部 古関裕而―哀しき名歌の時代
第4部 平和への祈り・希望・抒情と叙情
第5部 放送・舞台・映画・創作オペラの世界
エピローグ―国民音楽樹立への途
著者等紹介
菊池清麿[キクチキヨマロ]
日本の伝記作家、音楽メディア史研究家。1960年生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒業、同大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士前期課程修了。明治大学リバティーアカデミー講師(2006年度)、早稲田大学エクステンション講師(2008年度)。現在、淑徳大学エクステンション講師。藤山一郎、古賀政男、中山晋平などの日本近代の大衆音楽関係者の評伝・伝記を執筆。淑徳大学エクステンションでは日本の近代音楽、昭和流行歌史をテーマに講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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