出版社内容情報
出会えばわかる、ほんとうのユダヤ人の姿……
陰謀論やトンデモの歴史で語られがちなユダヤ人とは
実際にはどんな人々なのか?
イディッシュ語を操るユダヤ系文学の研究者にして、
さまざまな旅と交流を体験した著者だからこそ語れる、
ユダヤの人々の素顔。
2019年4月「増補版」刊行に続き、更に「増補新版」として
下記を増補し刊行。
「① 二〇一九年ロサンゼルス講演:小辻節三を世界に
──「 諸国民の中の正義の人」賞への挑戦
② ロサンゼルス講演
──「 いかにユダヤのユーモアを日本語に翻訳するか」
内容説明
陰謀論やトンデモの歴史で語られがちなユダヤ人とは実際にはどんな人々なのか?イディッシュ語を操るユダヤ系文学の研究者にして、さまざまな旅と交流を体験した著者だからこそ語れる、ユダヤの人々の素顔。増補新版では1、2019年ロサンゼルス講演 小辻節三を世界に―「諸国民の中の正義の人」賞への挑戦。2、ロサンゼルス講演―『いかにユダヤのユーモアを日本語に翻訳するか』を増補。
目次
第1章 ホロコーストの歴史とその苦難を生き抜いた人々
第2章 イディッシュ語とユダヤ人の心
第3章 「イスラエル人」とユダヤ人
第4章 アメリカのユダヤ人
文学論(シンガー兄弟―ユダヤ教とキリスト教の融和;新たなイディッシュ文学伝統―スティーヴ・スターン「凧の話」と「結婚式の道化師」)
増補 講演の旅
増補新版 二〇一九年ロサンゼルス講演 小辻節三を世界に―「諸国民の中の正義の人」賞への挑戦
ロサンゼルス講演―「いかにユダヤのユーモアを日本語に翻訳するか」
著者等紹介
広瀬佳司[ヒロセヨシジ]
栃木県生まれ。ノートルダム清心女子大学教授。文学博士。1991年「『雪片曲線』への冒険」で第25回関西文学賞受賞。1998年第一回日本マラマッド協会賞学術部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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