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出版社内容情報
壮絶な刑務所人生を振り返り、いまこそ
犯罪加害者の立場から伝えたいメッセージとは――
戦争中、極貧家庭に生まれ育ち、小学生のころから働き、
貧しさと苦労が重なるなかで少年事件を起こし少年院へ入院。
殺人事件を起こし、78年の人生の大半を刑務所で過ごした著者は、
獄中、独学で読み書きをおぼえた。
貧困と絶望が生む怒りと暴力をどう克服するか。
罪と罰に向きあうなかでめばえた、共に生き、生かしあう思想を世に問う。
帯文、鈴木邦男氏!
内容説明
壮絶な刑務所人生を振り返り、いまこそ犯罪加害者の立場から伝えたいメッセージとは―
目次
1 すみません
2 生い立ち(誕生から小学校卒業まで;大人への入り口;中学は卒業したが…;「君はもう大人」;結婚と挫折)
3 起こしてしまった事件と死刑へのレール
4 獄中から生まれた思想(ろくでなし;革命家から〓命者へ―ソウルブラザー;赤軍派の総括について―まちがっていたらごめんなさい;まけるなよ―善玉と悪玉がいる戦場は浮き世と己れの心の在りや;狂ったライオン;運命;子どもと獄中者の面会を勝ちとる戦い!;検察官との対話;高倉健さん、ありがとう!;情理のきずな―囚人と看守の溝を埋めるには;有知の涙―ねがわくば非情人情あやをなす シャバと知獄の橋を架けたし)
著者等紹介
矢島一夫[ヤジマカズオ]
1941年、東京世田谷生まれ。1973年におこした殺人事件によって、強盗殺人の判決を受け、無期懲役が確定。少年院を含め投獄された年数を合わせると、約50年を拘禁されたなかで過ごした。現在、仮出所中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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