大阪ミナミの子どもたち―歓楽街で暮らす親と子を支える夜間教室の日々

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779126123
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

内容説明

おいで、ここはあなたたちの安心の居場所。孤独、貧困、暴力被害、ドラッグ、家族離散…西日本最大の歓楽街で、外国人家庭に手を差し伸べ見守り続けた地域活動の軌跡。

目次

第1章 Minamiこども教室の風景
第2章 立ち止まらずに
第3章 カレルの祈り
第4章 子どもたちに支えられて
第5章 島之内の子どもたちの食を支えて
第6章 再出発のために
第7章 彷徨う母子
第8章 外国人・民族的マイノリティの子どもの教育と人権―教訓のために、少し前の状況を振り返って

著者等紹介

金光敏[キムクワンミン]
1971年大阪市生野区生まれ。在日コリアン3世。大阪市立大学大学院修了。特定非営利活動法人コリアNGOセンター事務局長。多文化共生、人権学習の教育コーディネーターを務め、さまざまな子どもたちを支援するソーシャルワーカー。NPO事務局長以外に、大学非常勤講師、学校法人白頭学院建国幼小中高校理事、外国人の子どもたちを対象にした夜間教室「Minamiこども教室」実行委員長、行政委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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むっち

4
外国にルーツを持ち、日本で生活にあえぐ家族の直面する困難に向き合ってきた活動には頭が下がる。しかし、語り口は、自然体で、子どもたちの交流は肩肘張らずに関わっておられるようである。経済的支援など時には、悩む場面も含めて、社会的支援の実践は困難を困難と思わない楽天的な気持ち抜きにはできないのだろう。2019/12/15

りえぞう

2
◎。作者もまた在日韓国人3世。怒りに突き動かされて精力的に活動しているというのは、なんとなくわかるような。事情はともあれギリギリの状況で暮らしている在日外国人の子供たちから日本の子供並みの選択肢を奪うことは絶対にいけないと思うが、地方によって自治体もかなり温度差があるようだ。

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