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出版社内容情報
ペソア最大の傑作といわれる『不安の書』の完訳、
装いも新たに、待望の復刊!
旧版の新思索社版より断章を増補。
内容説明
ポルトガルの詩人ペソア最大の傑作『不安の書』の完訳。断章を増補し、装いも新に、待望の復刊!虚構上の著者、帳簿係補佐ベルナルド・ソアレスの夢想と思索の書。
目次
第1部 ベルナルド・ソアレスの序論(断章)
第2部 告白(生前ペソアにより刊行されたか、あるいはそのために準備されたテクスト;予め準備されたのではないが年代順に配置されたテクスト;日付のないテクスト)
第3部 題名のある文学的なテクスト(生前に詩人の発表したもの;年代順のもの;日付のないもの)
増補 不安の書
著者等紹介
ペソア,フェルナンド[ペソア,フェルナンド] [Pessoa,Fernando]
1888‐1935。ポルトガルの首都リスボン生まれ。5歳にして父を失い、母が南アフリカ共和国のダーバン駐在の領事と再婚し、義父の任地に向かう。10年近くイギリス系の教育を受け、英文学に親しむ。1905年、リスボンに戻り、実の父の祖母の家で暮らし始め、これ以降この町を離れることもまれ。大学も退学し、貿易会社で英文、仏文のビジネスレター作成の仕事で生計を立てながら、ポルトガル文学、特に古典詩人の作品に傾倒し、自らもヨーロッパの前衛的文学運動に同調した新しいポルトガルモダニズム運動を牽引した。1914年に、本名のペソアだけでなく、それぞれ互いに異なる文学傾向をもつ異名者カエイロ、レイス、カンポスの名前のもとに詩作をおこない始める。しかし、広く世の中に知られるようになるのは死後のことだった
高橋都彦[タカハシクニヒコ]
拓殖大学名誉教授。1943年東京生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了。ポルトガル語学・ポルトガル語文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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踊る猫
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