出版社内容情報
日本人にとって英語学習が困難な理由、
それは【母語干渉】が原因のひとつ!
学術書翻訳、英語研究の専門家たちが、
高校教師とタッグを組み、
効率的な英語教育の方法をわかりやすく教えます。
【母語干渉とは】
人は獲得した母語(日本人にとって多くは日本語でしよう)を
手がかりに別の言語(第2言語)を学習していきますが、
母語は話者にとって自然すぎて、母語に対する自覚がないため、
まるで母語の特性が当然であるかのように思え、
別の特性を持った言語の学習時に、
知らず知らずにその特性を持ち込んでしまい、
それが外国語学習の障害になることを指します。
内容説明
実は知らない英語学習上の障壁。日本人英語教員にこそ、うまく教えられる英語学習のポイントがある!
目次
第1部 日本語がつい顔を出す―母語としての日本語からの影響(音声;単語;「句」というまとまり ほか)
高等学校の現場から(音声について;単語について;文について ほか)
第2部 英語のしくみは日本語のしくみとどこがどう違うのか(英語教育に関する文部科学省の考え;英語教育と異文化理解;2つの目的の関連 ほか)
著者等紹介
丹羽牧代[ニワマキヨ]
名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。南山大学短期大学部教授。専門分野は社会言語学、英語学
丹羽卓[ニワタカシ]
名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。金城学院大学キリスト教文化研究所教授。専門分野は社会言語学、対照言語学、カナダ研究
地蔵繁範[ジゾウシゲノリ]
京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。富山県立高校勤務を経て現在京都市立高校に英語科教諭として勤務。専門分野は外国語教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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