差異を読む―現代批評理論の展開

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差異を読む―現代批評理論の展開

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779125478
  • NDC分類 901
  • Cコード C0090

出版社内容情報

脱構築以降の文学理論をQ&A付、ですます調で分かり易く!ディズニー、『海辺のカフカ』、マンガ等、身近な作品で理論が分かる現代批評はすべて〈差異を読む〉ことから始まる──

「差異」をめぐる社会現象を読む、文学/文化批評の展開。



「文学理論」の「定番」をわかりやすく解説し、

好評の入門書『読むことの可能性』(2017年刊)。



続編の本書では、「フェミニズム」「ジェンダー」「クィア」

「ポストコロニアル」から「アダプテーション」まで、

脱構築以降の批評理論の流れをわかりやすく解説します!





●大学の授業を想定した「ですます調」で読みやすく!



●各章に、解説を補強する「Q&A」付! 



●作家や作品、文献情報、批評用語を解説した丁寧な「注」で

 さらにわかりやすく!



●ディズニー、スピルバーグ、クローネンバーグ、『フランケンシュタイン』、

 『闇の左手』、『こゝろ』等、身近な作品を例に!

第1章 フェミニズム批評



フェミニズムとは?

フェミニズムは終わったか?

一つではないフェミニズム批評理、ほか



第2章 『オーランドー』を読む/観る



小説と映画

セックスとジェンダーの境界を超えた

「両性具有(アンドロジニー)」、ほか



第3章 ジェンダー批評



ジェンダー概念

「1セックス」的身体観

〈人間=男〉であることへの問い、ほか



第4章 『闇の左手』を読む



両性具有の異星人

言語と性差

「男の絆」の危機?

ジェンダーへの問い、ほか



第5章 クィア批評



クィアとは?

ファッションのクィア・リーディング

『こゝろ』のクィア・リーディング、ほか



第6章 ポストコロニアル批評



脱構築とフェミニズム

オリエンタリズム

西洋の妄想

植民地起源神話、ほか



エピローグ アダプテーション批評



文学の力

アダプテーション批評とは?

増殖するテクスト

未来の批評、ほか

武田 悠一[タケダ ユウイチ]
著・文・その他

内容説明

現代批評はすべて“差異を読む”ことから始まる―「差異」をめぐる社会現象を読む、文学/文化批評の展開。「フェミニズム」「ジェンダー」「クィア」「ポストコロニアル」から「アダプテーション」まで、脱構築以降の批評理論の流れをわかりやすく解説、今のわたしたちに意味のある形で実践する入門書!

目次

第1章 フェミニズム批評
第2章 『オーランドー』を読む/観る
第3章 ジェンダー批評
第4章 『闇の左手』を読む
第5章 クィア批評
第6章 ポストコロニアル批評
エピローグ アダプテーション批評

著者等紹介

武田悠一[タケダユウイチ]
元南山大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しい☆

3
『メアリーの総て』を観て、『フランケンシュタイン』を読んだので、この本ではフランケンシュタインに関する部分だけ拾い読み。メアリーの人生についてまた新しい事を知る。そして、フランケンシュタインを著した意味も。とても面白かった。文化論ってあまり興味なかったけど、こんどは全体を通して読んでみよう。 2019/01/07

たろーたん

0
アダプテーション批評という面白い批評を知った。これは翻案や改作などを扱うジャンルだ。文学という文字メディアが絵画やその他の映像メディアに翻案される時、あるいはイメージが言葉に翻案される時、そこでは何が起こっているのか、それを探求する批評である。これを考えると、映画化や漫画化など、単に「原作レイプ」とだけで片付けずにもっと深く語れるような気がする。「シェイクスピアはいつシェイクスピアであることをやめるのか?」も面白い問いだと思った。どこまで翻案すれば、シェイクスピアであり、どこからもう違うとなるのか。(続)2024/03/10

Nobody1

0
フェミニズム、ジェンダー、クィア、ポスコロを解説。最後には、最近注目を集めるアダプテーション理論も紹介。2019/01/19

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