出版社内容情報
時代の転換期に求められるリーダー像とは?
これからはAIを駆使して新事業に挑戦する気鋭の起業家や、
あるいはこれまで定型的処理が中心であったような
企業体や事業部門などでAIを高度活用して
業務運営面や人事管理面で大きな変革をもたらす経営改革者などが、
さまざまに輩出する時代です。
AI時代の到来によって、企業経営の駆動原点は
組織のさまざまな部門や部署、
あるいはクラスターやグループやチームに、
さらには個人にサテライト的に分散されることとなります。
当然それに合わせて経営管理のあり方
(マネジメントやガバナンスなど)にも根本的な改変が
求められることとなります。
そこでは「経営幹部」の経営行動が、
また成員メンバー個々人の「心構え」「生きる姿勢」が
改めて問われます。
それはわれわれ一人ひとりが現にいま直面している課題です。
元住友銀行専務取締役、日本総合研究所所長、
大妻学院理事長などを
歴任した識者が語る企業経営の在り方とは?
花村 邦昭[ハナムラ クニアキ]
著・文・その他
内容説明
時代の転換期に求められるリーダー像とは?元住友銀行専務取締役、日本総合研究所社長、大妻学院理事長などを歴任した識者が語る企業経営の在り方とは?
目次
第1部 「集団統治」の機序(企業経営における「組織規範」;「卓越性位階秩序」)
第2部 「分散統治」の機序(「貢献度評価」と「参画意思」;「生‐活世界」と「生‐経営」)
第3部 AI時代の「経営幹部」(「経営空間」の「公共空間」化;「国家公共」の師表としての「経営幹部」;「分散統治」方式における新たな課題)
著者等紹介
花村邦昭[ハナムラクニアキ]
学校法人大妻学院顧問。1933年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。(株)住友銀行(現三井住友銀行)専務取締役を経て、1991年、(株)日本総合研究所社長に就任。会長を経て現在同社特別顧問。2007年、学校法人大妻学院常任理事を経て、2008年、理事長に就任、2016年、学長を兼任、2017年より現職。著書に『知の経営革命』(東洋経済新聞社、2000年、日本ナレッジマネジメント学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。