出版社内容情報
東京都の西部に位置する狛江市。
そこに流れている多摩川の土堤に
大きな一本の榎がある。
この木を一年間定点観測した貴重な撮影記。
すぐそばには水神を祀る小さな祠があるため
「すいじんのえのき」と名づけられた木。
背景が空になる景色で、
これだけ姿の良い木は都内ではなかなかみつからないだろう。
荒川 健一[アラカワ ケンイチ]
写真
内容説明
東京・狛江市を流れる多摩川の畔に生える一本の榎。都内ではめずらしく、背景が空になる条件で生えている、姿の良い木だ。土手の遊歩道は生活道路でもあるので、日々さまざまな人が行き交う。その情景と榎の四季の姿を、定点から眺めた写真でつづる、一年間の物語。
著者等紹介
荒川健一[アラカワケンイチ]
1948年神奈川県横浜市出身。東京総合写真専門学校、広告代理店写真部を経て1973年よりフリーカメラマンとして活動。主に出版関係の撮影に従事しながら、1970‐80年代に自主運営ギャラリー「コネクト・イン」や、同人誌「写真試論」出版などの活動に参加。1989年撮影、編集プロダクション(株)リーワードを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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