出版社内容情報
2018年は、
日本とスウェーデンの交流が始まり150年!
150年前、明治維新を迎えた日本は、
ヨーロッパの諸文化と遭遇した。
なかでも、北欧の先進国にして「実験国家」である
スウェーデンとの交流は、
福祉改革など、あらゆる面で衝撃を受けた。
本書では、第一部で150年の両国交流の歩みを、
第二部でスウェーデンから学ぶべき今とこれからの現状を、
スウェーデン通の識者があらゆる分野から分析する。
皇室と王室の交流、歴代両国大使名簿など、
資料も網羅された保存版!
序章 スウェーデンと日本の150年(岡澤憲芙)
第1部 日本・スウェーデン関係:人物交流
第1章 賀川豊彦とスウェーデン(斉藤弥生)
第2章 藤原銀次郎:製紙王がみたスウェーデン(秋朝礼恵)
第3章 小野寺百合子:夫妻でつむいだ心の交流( 〃 )
第4章 ウーロフ・パルメとヒロシマ( 〃 )
資料編
一.皇室と王室の交流
二.歴代在スウェーデン日本国大使
三.歴代駐日スウェーデン大使
四.要人往来
五.ノーベル賞歴代日本人受賞者
および年代別分野別日本人受賞者数
第2部 スウェーデンのこれまでと今
第1章 議会と政党政治(小川有美)
第2章 スウェーデンの地方自治―150年前と現在(穴見明)
第3章 スウェーデンにおける情報公開(木下淑恵)
第4章 オンブズマン(鮎川潤)
第5章 スウェーデン企業と日本(福島淑彦)
第6章 スウェーデンの財政と税制( 〃 )
第7章 IT先進国としてのスウェーデン(加藤晴子)
第8章 エレン・ケイと日本の女性運動
―平塚らいてうを中心として(武井トゥンマン典子)
第9章 高齢者介護―支援技術開発にみる自立へのこだわりと
ソーシャル・イノベーション(斉藤弥生)
第10章 福祉国家とストックホルム学派の経済思想(藤田菜々子)
第11章 スウェーデンの児童文学の歴史と現状(三瓶恵子)
第12章 ノーベル賞からみた日本・スウェーデン関係
―その歴史的展開と今後の課題(吉武信彦)
第13章 スウェーデンの外交・防衛政策(塩屋保)
第14章 「移民を送り出す国」から「移民を受け入れる国」へ
(清水由賀)
第15章 バルト海東岸からのまなざし
―エストニアのスウェーデン・イメージ(小森宏美)
おわりに
巻末 日瑞一五〇年委員会名簿
日瑞議員連盟名簿
岡澤 憲芙[オカザワ ノリオ]
監修
日瑞150年委員会[ニッスイヒャクゴジュウネンイインカイ]
編集
内容説明
150年前、明治維新を迎えた日本は、ヨーロッパの諸文化と遭遇した。とくに、先進的な「福祉・工業国家」「デモクラシーの実験国家」として定評のあるスウェーデンとの交流は、福祉改革など、多くの面で衝撃を受けた。本書では、第1部で150年の両国交流の歩みを、第2部ではスウェーデン・システムの実像を、政治・経済・社会の広い角度から、分析・紹介する。皇室と王室の交流、歴代両国大使命名簿など資料も網羅された保存版!
目次
第1部 日本・スウェーデン関係―人物交流(賀川豊彦とスウェーデン;藤原銀次郎―製紙王がみたスウェーデン;小野寺百合子―夫妻でつむいだ心の交流 ほか)
日本・スウェーデン交流一五〇年―資料篇(皇室と王室の交流;歴代駐スウェーデン日本国大使;歴代駐日スウェーデン公使および大使 ほか)
第2部 スウェーデンのこれまでと今(スウェーデンの議会と政党政治;スウェーデンの地方自治―一五〇年前と現在;スウェーデンにおける情報公開 ほか)