内容説明
あなたの好きな街・住んでいる街の風景印には、何が描かれていますか?ローカル色たっぷりでご当地への愛にあふれる消印(風景印)を集めれば散策がもっと楽しくなる!ひと味ちがった手紙を出せる!神奈川新聞の人気連載を単行本化。
目次
踊場駅前局―踊る3匹の猫は宿場の遊女という説も
相模原磯部局・座間局―青空に128畳分の巨大凧揚げ
鎌倉浄明寺局―時が止まったような竹寺の静寂
横浜港局―波乱の人生を歩んだ「太平洋の貴婦人」
横浜南瀬谷一局―市議が丹精込めたあじさいの里
平塚富士見局―二つの鷺塚と昭和の記憶
藤沢橘通局―生きていた藤沢メダカ、野生に帰る
横浜笹下局・上大岡駅前局
横須賀局―戦没者を慰める白く清楚なヤマユリの花
稲田堤局―今や貴重品種、川崎原産の「長十郎」〔ほか〕
著者等紹介
古沢保[フルサワタモツ]
1971年2月26日、東京都生まれ。街歩きと芸能を中心に執筆するフリーライター。風景印関連の著書が多数あり、また、風景印の案内役としてイベントやテレビにも出演。「風景印の小部屋」と題したブースの開設や、風景印と生涯学習を結びつけた講演も行なっている。風景印歴史散歩講座は2010年より、80回を超えて毎月開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちはや@灯れ松明の火
26
旅をしてきました、風景印を押された手紙にはそんな楽しい気持ちがにじんでいる。赤く大きく描かれる地元の名所に名産品、著名人に歴史に昔の景色、全国津々浦々の郵便局によるささやかなお国自慢。横浜港の顔氷川丸、箱根駅伝聖地の芦ノ湖、鎌倉の流鏑馬神事、神奈川の有名処は言うに及ばず。野口英世に大佛次郎に畠山重忠、えっ誰知らないなんて失礼な。手拭い被って踊る三匹の猫、歌川広重が仰いだ月の浮世絵、セレブな近代競馬場、今はもう見えなくなった歴史のかけらがそこにある。記念切手と柄を揃えて、隣に並べて、旅のしるしにしませんか。2019/05/14
Tadashi_N
26
収集したものが、人とのやりとりの手助けをする。中々楽しい。2019/04/14
よっちん
0
図書館2022/11/09