内容説明
著者の最大の代表作にして、中国で最も権威ある文学賞の一つである茅盾文学賞受賞作!70年の歳月を隔てた前後篇(「出延津記」「回延津記」)の大河ドラマ!
著者等紹介
劉震雲[リュウシンウン]
1958年中国河南省延津県生まれ。1973年から1978年まで人民解放軍兵士、1978年北京大学中国文学科入学、1982年同大学卒業後「農民日報」勤務、1987年発表の『塔鋪』で注目される。2011年『一句頂一万句』で第八回茅盾文学賞受賞。小説は、14の言語に翻訳されている
水野衛子[ミズノエイコ]
1958年東京都生まれ。1981年慶應義塾大学文学部文学科中国文学専攻卆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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EnJoeToh
19
家庭生活がつらいときに読むと笑えてよい。2017/09/28
あーしぇ
2
読了。前半の「出延津記」と後半の「回延津記」で70年という月日が経過しているのに、登場人物たちの悩みの内容は何も変わっていないのね。ひとこと言えなかったり、一歩踏み出せなかったり。タイミングを逸して後悔したり。だからこそ、自分を導いてくれる、あるいは背中をポンと押してくれそうな他者や社会や世界を見つけるために、いつまでも彷徨い続けるのだろう。間柄的存在としての人間にちょっと思いを馳せたり、作者はNTR属性なのかと疑ったり(違2017/09/30
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