内容説明
巨大高層コンクリート・スラムの内部に入り、その姿を活写した伝説の写真集が、デジタルリマスター版にて装いを新たに復活!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
12
いかがわしさがなくなると、途端に都市のパワーは衰退する。考えてみると、香港が都市として衰退していくのは、この九龍城砦を取り壊した1990年代前半からだったのかもしれない。 一度行ってみたかった。そこに暮らす人と話してみたかった、と強く思う。 2020/09/05
KF
10
直前に「大図解九龍城」を読み、「住民退去後かぁ」としょっと残念に思っていたところ、こちらは87年から93年の九龍城で「生きている街」「生きている特殊地区」を確認出来たのでとても良いタイミングだった。市内の図書館で「九龍城」で検索してあるだけ借りて来たのが良かった。ここまでの二冊は「観る本」だが、もう一冊は「読む本」のはずなので楽しみは続きます。 香港は97年6月まで私の大好きな都市でした。50年不変の口約束は踏みにじられ残念です。 九龍城を読むと「調景嶺」についても書籍を探してみたくなりますね。2024/08/25
TOMYTOMY
4
訪れたかった魔鏡2019/05/26
エリザベス
4
歴史に翻弄され、事実上どこの国の法も及ばない不管理地帯となった九龍城。そこに住むのは社会では生きていけないような人々。そんな中にも希望はあるのか?それが知りたくて九龍城にはひかれてしまう。2017/11/09
mori-ful
2
87年から93年の写真。建物のインパクトは強いが、生活感があって、廃墟という感じがしない。長時間露光で幽霊になったような人影も。2025/07/09
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