「かわいい」のわざが世界を変える―フィールウェアという発想

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「かわいい」のわざが世界を変える―フィールウェアという発想

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779123221
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C0063

出版社内容情報

二十一世紀は、職人、技能士が、アーティストになる時代!



フィールウェアとは?



ハードウェア、ソフトウェアに次ぐ、第3のウェアです。

それは、「感性」という目に見えない無形な感覚を、

あらゆる有形なものに「見える化」する新しい表現方法のこと。



フィールウェアは、心を開放して感じることから始まります。

頭のおしゃべりを止めて、心で感じきる。

五感を開放して、ただひたすら感じてみる。

その感じ方を味わい尽くしてみる。

私たちが、花や動物を見て、思わず感動して愛でる気持ち。

その感情と感動を味わい尽くす。



フィールウェアの原点は五感を呼び覚ますことから始まります。



五感を開放して、ただただ感じる。この五感を駆使することで、

第六感の扉を開けることができるのです。

フィールウェアは、「共感引力」、という

見えないちからを引き出してくれるのです。

第1章 モノづくりを取り巻く社会の変化



ビジネスに発展できなかった技術



世界が認めた「隠れたチャンピオン企業」



第2章 発想は世界を変える



異分野こそアイディアの宝庫



日本人はなぜ製造業で成功したのか



おもてなしの心のこもった製品



異分野がもたらす意外な応用力



「神様」の設計を見抜くエンジニアたち



第四の価値軸「感性工学」



イノベーションは「かわいい」と「匠のわざ」が引き起こす



かわいい感性デザイン賞と匠のわざ



第3章 匠のわざはフィールウェアの時代へ



ハイパージャパンに挑む



ハードウェア、ソフトウェアに次ぐ

第三の「フィールウェア」



「感性」をデザインする



「買いたい!」のスイッチを押させるモノづくり



五感力の駆使が六感力を生む



「共感引力」で海外へ挑戦



「天使の爪切」「CANGAL」「蝶の庭」

「輪島おしどり」「桜コマ」

「漆櫛むげん」「薫を視る」



第4章 ワクワク系ものづくりとフィールウェアの未来



中小メーカーの取り組みと開発秘話



技術を可視化する



縁の下の力持ちが主役に



世界が認めたスゴ技を可視化する



ご当地つながり広げ隊



いつかはシャトルの工具箱



伝統工芸技術をコラボする



「言い伝え」が平成に蘇える



町工場のおやじと女性たちのコラボ



エピローグ



よそ者・若者・馬鹿者が連れてくるもの



夢と人づくり



挑戦する勇気

下川 眞季[シモカワ マサキ]
しもかわ・まさき
1957年東京生まれ。ダヴィンチ・ブレインズ代表取締役。
NPO 大田ビジネス創造協議会理事。
栃木県中小企業振興審議会委員。
下川技術士事務所所長・技術士( 経営工学部門)。
「フィールウェア・プロジェクト」主宰。
慶應義塾大学大学院工学研究科修了後、
1982年ソニー入社。
ソニーの女性修士エンジニア第1号。
CCDイメージセンサ、CCDカメラの開発・設計に従事。
発明エンジニアとなり、
デジカメの電子シャッター特許で全国発明表彰受賞、
社内特許表彰の最高位『特級表彰』を2回受賞。
やがて、
技術をビジネスに変える仕組みづくりの
技術経営者に転身。
東京工科大
学大学院でアントレプレナー修士号取得。
「カーブアウトの研究」でアントレプレナー賞受賞。
2013年、日本感性工学会主催の
「かわいい感性デザイン賞」を受賞した
新潟県燕三条の3社と共に、
感性モノづくりを発信する
「フィー…

内容説明

日本発の「かわいい」に挑む匠たち、ワクワク流・感性ものづくりへの挑戦。「中小企業のキラリと光る技術をビジネスに変える」という使命感を胸に、周囲の反対を押し切って、準備ゼロで起業した女性の半生記。

目次

第1章 フィールウェア物語(モノづくり・匠の技はフィールウェアの時代へ;ハードウェアは「身体」、ソフトウェアは「頭脳」、フィールウェアは「心・感性」 ほか)
第2章 世界に挑戦したフィールウェア(「ハイパージャパン」への挑戦;発掘!「フィールウェア」な匠たち ほか)
第3章 感性モノづくりの世界(モノづくりを取り巻く社会の現状;ビジネスにならなかった七十六パーセントのタネ ほか)
第4章 フィールウェアの未来(フィールウェアのオーナーショップ開設;誕生!フィールウェア倶楽部 ほか)

著者等紹介

下川眞季[シモカワマサキ]
1957年東京生まれ。慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。1982年ソニー入社。ソニーでの女性修士エンジニア第1号。発明エンジニアとなりデジカメの電子シャッター特許で全国発明表彰受賞。社内特許表彰の最高位「特級表彰」を2度受賞。東京工科大学大学院修士号取得(アントレプレナー)。「カープアウトの研究」でアントレプレナー賞受賞。2007年瀕死の交通事故から奇跡の復活。2009年独立起業。2013年日本感性工学会の「かわいい感性デザイン賞」を受賞した新潟県燕三条の3社と共に感性モノづくりを発信する「フィールウェア・プロジェクト」を発足。現在、ダヴィンチ・ブレインズ代表取締役。フィールウェア・プロジェクト主宰。NPO太田ビジネス創造協議会理事。栃木県中小企業振興審議会委員。下川技術士事務所所長・技術士(経営工学部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ニッポニテス的遍歴

1
☆=2/5 日本の中小企業の技術力を「感性の輸出」というテーマで連携させる取り組みはいいと思う。が、その旗振り役である著者が「イデア界」とか「神化」とかスピ系のワード全開でプロジェクトの解説本書くのはどうなん、という印象(しかも後半になるにつれスピ成分が増していく)。 感性工学はただでさえ定性的な対象を扱う分野なんだから、理論家が拒否反応を示すような(直観的かつ曖昧な)言葉使いは避けるのが賢明だと思う。「フィールウェア」というコンセプトが日本全体に広まっていくかどうかはその辺りの配慮に掛かっていると思う。2021/02/18

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