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出版社内容情報
多彩な視点から、19?20世紀初頭の「性の言説」を捉え、現代にも影響を与える「ヴィクトリア朝文化とセクシュアリティの関係」…気鋭の研究者たちが、
ヴィクトリア朝の性を大いに語る!
「抑圧的」と語られながら、
実は、セクシュアリティのイメージが溢れていたヴィクトリア時代。
多彩な視点から、19?20世紀初頭の「性の言説」を捉え、
現代にも影響を与え続けている
「ヴィクトリア朝文化とセクシュアリティの関係」をひもといていく──。
序章 横溢するセクシュアリティ
【田中 孝信】
第1章 マルサス以降──性は個人と人口をつなぐ
【要田 圭治】
第2章 「不適切な」議題と急進派女性ジャーナリスト、イライザ・ミーティヤード――1847年スプーナー法案(誘惑・売春取引抑制法案)の行方
【閑田 朋子/日本大学文理学部教授】
第3章 「模倣」する「身体」──『アグネス・グレイ』における動物・身体・欲望の表象
【侘美 真理/東京藝術大学音楽学部准教授】
第4章 髪と鏡――メドゥーサとしてのバーサとそのセクシュアリティ
【本田 蘭子/広島大学非常勤講師】
第5章 欲望の封印から充足の模索へ──エリス・ホプキンズとヴィクトリア朝中期の性の葛藤
【市川 千恵子/茨城大学人文学部准教授】
第6章 「現代バビロンの乙女御供」──ウィリアム・T・ステッドの少女売春撲滅キャンペーン
【川端 康雄/日本女子大学文学部教授】
第7章 ジャーナリズムとセクシュアリティの世紀末──オスカー・ワイルドの自己成型
【原田 範行】
第8章 イースト・エンドと中国人移民――世紀転換期のスラム小説にみる異人種混淆
【田中 孝信】
第9章 D. H. ロレンス『息子と恋人』のセクシュアリティと(ポスト)ヴィクトリア朝
【武藤 浩史/慶應義塾大学法学部教授】
田中 孝信[タナカ タカノブ]
たなか・たかのぶ
大阪市立大学大学院文学研究科教授。
【著書】
『ディケンズのジェンダー観の変遷──中心と周縁とのせめぎ合い』(音羽書房鶴見書店、2006年)、『ヴィクトリア朝の都市化と放浪者たち』(共編、音羽書房鶴見書店、2013年)ほか
要田 圭治[カナメダ ケイジ]
かなめだ・けいじ
広島大学大学院総合科学研究科教授。
【著書】
『ヴィクトリア朝の生権力と都市』(音羽書房鶴見書店、2009年)、
『ヴィクトリア朝の都市化と放浪者たち』(共編、音羽書房鶴見書店、2013年)ほか
原田 範行[ハラダ ノリユキ]
はらだ・のりゆき
東京女子大学現代教養学部教授。
【著訳書】
『風刺文学の白眉──「ガリバー旅行記」とその時代』(NHK出版、2015年)、『召使心得 他四篇──スウィフト諷刺論集』(平凡社ライブラリー、2015年)ほか
内容説明
本当に「抑圧的」だったのか?セクシュアリティが溢れ出すヴィクトリア時代!多彩な視点から、19~20世紀初頭の「性の言説」を捉え、現代にも影響を与え続けている「ヴィクトリア朝文化とセクシュアリティの関係」をひもといていく―。
目次
序章 横溢するセクシュアリティ
第1章 マルサス以降―性は個人と人口をつなぐ
第2章 「不適切な」議題と急進派女性ジャーナリスト、イライザ・ミーティヤード―一八四七年スプーナー法案(誘惑・売春取引抑制法案)の行方
第3章 「模倣」する「身体」―『アグネス・グレイ』における動物・身体・欲望の表象
第4章 髪と鏡―メドゥーサとしてのバーサとそのセクシュアリティ
第5章 欲望の封印から充足の模索へ―エリス・ホプキンズとヴィクトリア朝中期の性の葛藤
第6章 「現代バビロンの乙女御供」―ウィリアム・T.ステッドの少女売春撲滅キャンペーン
第7章 ジャーナリズムとセクシュアリティの世紀末―オスカー・ワイルドの自己成型
第8章 イースト・エンドと中国人移民―世紀転換期のスラム小説にみる異人種混淆
第9章 D.H.ロレンス『息子と恋人』のセクシュアリティと(ポスト)ヴィクトリア朝
著者等紹介
田中孝信[タナカタカノブ]
大阪市立大学大学院文学研究科教授
要田圭治[カナメダケイジ]
広島大学大学院総合科学研究科教授
原田範行[ハラダノリユキ]
東京女子大学現代教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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