内容説明
歴史から“消された”かに見えた張作霖一族の直系孫として、西安事変を主導した張学良の足跡を甦らせ、日中関係の底流にある複雑な友好と憎悪の錯綜する歴史の深層を描く。
目次
日中和解と平和へのひたむきな願い
張作霖暗殺に激怒した天皇裕仁の想い
「抗日」を大義に蘇った張学良少師
平和憲法制定にイニシアチブを発揮した昭和天皇
習近平と安倍晋三の遠くて近い関係
ユーラシア大陸の新勢力図:「ドイツ帝国」vsロシア…中国
中国が米国を追い抜くワケ
「米中新型大国関係」は歴史の一プロセス
習近平主席と平成天皇の静謐な対話―刻まれた戦争体験
「習近平暗殺計画」説の深層
エピローグ―張四代の系譜と夢
著者等紹介
河信基[ハシンギ]
1971年中央大学法学部卒業。朝鮮新報記者、朝鮮大学経営学部主任教授(講座長)を経て評論活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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