米中台関係の分析―新現実主義の立場から

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779121777
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0020

内容説明

パワーと脅威による米中台関係の理論的解明。東アジア国際政治の待望の理論書!これまで、米中台関係は、何らかの統一的な視点で客観的に分析されることはなかった。相手国に対する脅威認識の強弱、共通脅威の存在等の状況によって、国家間で一定の持続性を有する「関係」(同盟的関係、敵対的関係等)は形成される。本書は、これら脅威認識によって形成される米中台関係の動向を的確に把握しようとする試みである。

目次

第1章 国際政治の理論と新現実主義―本書の立場と分析概念
第2章 台湾中立化宣言と米中台関係
第3章 第一次台湾海峡危機と米中台関係
第4章 米中和解と米中台関係
第5章 台湾海峡ミサイル危機と米中台関係
第6章 米中台外交と米中の戦略的「関係」―一九九〇年代後半~二〇〇〇年代前半の動向を事例として
第7章 戦後の米中台関係の総合的考察

著者等紹介

河原昌一郎[カワハラショウイチロウ]
1955年兵庫県生。1978年東京大学法学部卒業。農林水産省入省。1995年在中国日本大使館参事官。1998年内閣外政審議室内閣審議官。2001年農林水産省課長。2003年~農林水産政策研究所(研究室長、上席主任研究官)。2009年博士(農学)(東京大学)。2011年~日本安全保障・危機管理学会理事。2015年博士(安全保障)(拓殖大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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