内容説明
文章の“丸覚え”(プレハブ言語)は語学習得に繋がるのか。“丸覚え”した文章を子どもたちが変形させて使えるのはなぜか。プレハブ言語の規則性とは?過去の言語習得に関する研究を再検討し、多岐にわたる分野からアプローチ。今まで解明されていなかった語学習得の不思議を解決。
目次
1 子どもの第二言語習得プロセスにおけるプレハブ言語の役割
2 プレハブ言語と言語習得理論
3 プレハブ言語研究の焦点
4 研究方法
5 幼稚園、子どもたち、ことばの使用状況
6 研究結果
7 分析と論考
8 結論と語学教育への示唆
著者等紹介
ペレラ柴田奈津子[ペレラシバタナツコ]
86年、国際基督教大学教養学部卒。姫路獨協大学助手を経てアメリカに留学。Teachers College/Columbia University、修士号取得(応用言語学専攻)。Georgetown University博士号取得(with distinction、応用言語学専攻)。ジョージタウン大学、カリフォルニア大学バークレー校、サンフランシスコ州立大学にて日本語を教える。The U.S.Department of Education,Office of Bilingual Education and Minority Languages Affairs補助金助成審査員および審査員グループ長を務める。現在、国際基督教大学、上智大学外国語学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会