内容説明
戦後70年…。日本がたどってきた歴史を正面から見つめるために、かつて「大日本帝国」が「敗戦」を認め受諾した「ポツダム宣言」を知る必要がある。
著者等紹介
田中等[タナカヒトシ]
1947(昭和22)年、福岡県八幡市(現北九州市八幡東区)生まれ。会社勤務ののち、1989年からフリーのイラストレーター・デザイナー。その間、職場の労働組合や地域の市民運動、障害者・ハンセン病問題などの活動にかかわり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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馨
16
子供向けです。ポツダム宣言をわかりやすい言葉とイラストで。ポツダム宣言の内容って実はあまり知らなかったので良い勉強になりました。ソ連、入ってないじゃん!というのが最初の1ページからびっくりしたことです。2015/08/09
わ!
7
遊びに行った京都の本屋で見つけ衝動買いしてしまった。ボツダム宣言に関しては、締結直後に出版された薄い文庫本を古本屋で入手して、読んだことがあるのだが、訳語が難しくとてもわかりにくかった。この本では(イラストもあり)わかりやすく訳されているので、内容としては先の本より良い(当然かも)。ただし、そもそもの原文が難しいのか、今回の訳語もわかりにくいところがちらほらあった。しかしこのボツダム宣言を受諾した日本が、よく国として残っているよな…と思えてしまう内部である。こういうことは何故か授業で飛ばされるのですよね。2025/01/11
Hachi_bee
2
ポツダム宣言の原文と日本語訳、イラストが載っています。読み方を変えて何度も読み返せます。ポツダム宣言の第10項に感激。思えば、大正デモクラシーって護憲運動だったんだなぁと。2015/09/11