内容説明
山中湖連続殺人事件―元警視庁警部と殺人―この奇妙な組合わせで世間を驚愕させた事件の当事者が、宝石ブローカーと高利貸の二人の殺害状況と、そこに至るサラ金地獄の日々の苦悩を東京拘置所で克明に綴った稀有な記録。
目次
「供述調書」
悪夢の日
逮捕令状
信仰と犯罪
被害者が「獲物」に見えた時
著者等紹介
澤地和夫[サワチカズオ]
1939年、岡山県生まれ。1958年警視庁に入り、大森署勤務を経て機動隊に所属。デモの規制や首相官邸、国会警備、各国大使館等の警備にあたる。1980年、22年間勤めた警視庁を退官し、新宿西口で居酒屋を経営するが82年に閉店。多額の借金を背負う。1984年10月、借金返済のため宝石ブローカーと金融業者とを相次いで殺害し、11月23日、強盗殺人罪で逮捕される。87年10月、一審、89年3月、二審とも死刑判決を受ける。1993年7月、当時の後藤田法相による3年ぶり、3人の死刑執行に抗議して上告を取り下げ、みずから死刑を確定させる。2008年12月16日、がんの延命治療をやめ死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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