出版社内容情報
「懐かしくてどこか新しい立原ワールドへお帰りなさい!」
(立原透耶)
昨今、日本のファンタジー、SF が世界からも注目され、
その文学史的な書き換え、整理の必要が迫られている……。
91年にデビューして以来、ファンタジーからSF、そしてホラーへ
と作品の幅を広げてきた特異な作家・立原透耶!
現在、初期の立原作品はとくに品切れや絶版が多く、
入手が困難であるという現状がある。しかしながら、
著者本人にも作品を入手したいという依頼が多いという。
それら読者のために、
ここに著作集の形で復刻し、
日本ファンタジー(SF)、文学史上、独得な歩みを見せる
立原ワールドとは何かを今こそ再考する!
著作集は全5巻を予定!
?第一回配本は、SF長編第一作『凪の大祭』を中心に、
『闇の皇子』、「Cobalt 1992 年2 月号」に掲載された
デビュー作「夢売りのたまご」、そして、
「魔の森の秘密をとけ!!」「天使の降る夜」
「ミステリアス・ヒーロー!!!」「ひとつぶの氷」を収録。
解説・小谷真理、詳細な年譜、著作一覧・星敬、そして、
著者による「書き下ろしあとがき」も収録されます。
シリーズ監修は、小谷真理(SF&ファンタジー評論家)、
アートディレクションは、YOUCHANが担当!
立原 透耶[タチハラ トウヤ]
たちはら・とうや
1969 年、大阪生まれ奈良育ち。
大学院生の時から香港に通い詰め、のちに中国大陸に留学。
現在は北海道に住みながら台湾や中国大陸に通う日々。
1991 年『夢売りのたまご』で下期コバルト読者大賞受賞、
翌年『シャドウ・サークル 後継者の鈴』で文庫デビュー。
以来、ファンタジーやホラーやSF などを発表。
中華文化に発想を得ているものが多い。
最近の作品は実話系怪談『ひとり百物語』シリーズなど。
中華SF が好きすぎて、翻訳や紹介がライフワークになる。
某私立大学で中国語の教員をしている。
内容説明
SF長編第一作「凪の大祭」を中心に、初期の珠玉の作品を収録!
目次
凪の大祭
“凪の大祭 外伝”冬枯れの惑星
闇の皇子
夢売りのたまご
魔の森の秘密をとけ!!
天使の降る夜
ミステリアス・ヒーロー!!
ひとつぶの氷
著者等紹介
立原透耶[タチハラトウヤ]
1969年、大阪生まれ奈良育ち。大学院生の時から香港に通い詰め、のちに中国大陸に留学。現在は北海道に住みながら台湾や中国大陸に通う日々。1991年「夢売りのたまご」で下期コバルト読者大賞受賞、翌年『シャドウ・サークル 後継者の鈴』で文庫デビュー。以来、ファンタジーやホラーやSFなどを発表。某私立大学で中国語の教員をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あおき