内容説明
北の大地・北海道にある特殊な私設博物館!生涯かけてモノを蒐めた男・坂館長。始まりはゴミ捨て場にあった一体のマネキンからだった。
目次
第1章 哲学者・坂館長
第2章 誤解を招く場所
第3章 ビスケットはこうして生まれた
第4章 蒐集の鬼
著者等紹介
北野麦酒[キタノバクシュ]
1958年生まれ。札幌育ち。業界紙、経済誌の記者を経て、現在はフリーランスライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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Saku
11
札幌から小樽へ向かう車窓でずっと気になっていたレトロスペース坂会館に行って来た。収集されたモノ達は多岐に渡り、中にはヌードグラビアなどもありB級スポットとして巡って来た。この本も館内で購入したものでB級スポットの観点から書かれた物だとばかり思っていたが、全く違って館長の哲学や物を大事にする気持ち、昭和を懐かしむ気持ちが伝わってきた。館内を見て回った際に気になっていたが、維持費が相当かかるであろうにこれだけの物を無料で見せているのは心配になった。なので、行かれる方は坂ビスケットを買って行ってほしい。2017/09/13
takao
1
ふむ2022/05/23
ショウジ
1
館内のケースのガラスは館長自らが切り出して作っていることや展示してある家電製品は館長が修理しているため全て現役で動くことなど、単に訪れただけではわからないことが書かれています。レトロスペースを訪れた直後に読みましたが、再度行きたくなりました。2015/04/19
toshiyuki83
0
坂館長のエピソードが活字で残っている本として貴重。いくつかの話は直接や、イベントで聴けたけど、こうして活字で残っているのが良い。2017/10/08