内容説明
20年前に主権獲得をめざしたケベック。2014年に独立をめざしたスコットランドとカタルーニャ。民主政国家の中にあるネイションの自決権をめぐる提言!その問題と格闘する民主政を徹底的に究明する。
目次
序章 ナショナルな文化、民主政、正当性
第1章 多元的文脈における言語多様性
第2章 多元的ネイション国家をめざす新しい賭け
第3章 ケベックのシティズンシップ体制の諸要素
第4章 自治の時
第5章 共同体を結合させる
第6章 共同体間の和解の道を再考する
結論 尊厳と歓待の政治に向かって
著者等紹介
ガニョン,アラン=G.[ガニョン,アランG.] [Gagnon,Alain‐G.]
1954年生まれ。ケベック大学モントリオール校政治学科ケベックとカナダ研究講座教授。長年にわたってマルチナショナル連邦制と民主政に関する研究を世界的にリードする。ブリュッセル、スコットランド、バルセロナ、モントリオールで発行される学術誌の審査委員も務める。トルドー賞など10を超す賞を受賞
丹羽卓[ニワタカシ]
1954年生まれ。金城学院大学キリスト教文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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