内容説明
1990年代後半に行われた福祉改革が、アメリカ社会にもたらした影響を、ジェンダー、人種・エスニシティ、市民権の観点から詳細にたどった労作!
目次
第1章 一九九六年福祉改革法とジェンダー―福祉受給者としての女性(一九九六年福祉改革法に見られるジェンダー規範;下院第四号法案から一九九六年福祉改革法へ ほか)
第2章 福祉改革と就労支援―女性福祉受給者の低賃金労働への就労(福祉から就労へ;福祉受給者の就労の実態 ほか)
第3章 福祉改革と市民権―一九九六年福祉改革法の移民への影響(一九九六年福祉改革法と移民;カリフォルニア州の移民への対応 ほか)
第4章 メディケイドの削減と介護労働―カリフォルニア州在宅支援サービス(IHSS)とジェンダー(カリフォルニア州の在宅支援サービス(IHSS)とホームケア・ワーカー
ホームケア・ワーカーの労働条件 ほか)
第5章 メディケイドの削減と労働運動―ホームケア・ワーカーの組織化(国際サービス従業員組合(SEIU)による組織化
組織化による賃金の引き上げ ほか)
著者等紹介
佐藤千登勢[サトウチトセ]
1963年生まれ。筑波大学人文社会系准教授。一橋大学大学院経済学研究科博士課程中退、デューク大学大学院歴史学部博士課程修了(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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