東京の「坂」と文学―文士が描いた「坂」探訪

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779119736
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0026

内容説明

漱石、一葉、荷風、三島由紀夫、宮部みゆき…かつての東京市の坂は多くの文士に愛され、その作品に登場してきた。それらの坂の中から代表的なものを取り上げ、坂と文芸と地誌をひも解く、東京人必修の教養“坂本”。約300の坂に言及!

目次

千代田区―旧麹町区・神田区(森田草平、平塚らいてうが眺めた中坂上と周辺の坂道;歴史の地、紀尾井坂と周辺の坂 ほか)
港区―旧芝区・麻布区・赤坂区(愛宕山から三田の台地へ;高輪台の坂道 ほか)
新宿区―旧四谷区・牛込区(風情のある荒木町と周辺の坂道;四谷から信濃町へ ほか)
文京区―旧小石川区・本郷区(徳川の女性の聖地、伝通院周辺の坂;『太陽のない街』の舞台・千川どぶと周辺の素敵な坂道 ほか)
台東区―旧下谷区(東北線沿いの坂の変化による子規の散歩道の消失;谷中の坂道を訪ねる)
「夢」に現れた坂/象徴としての坂(漱石『夢十夜』と坂の心理学;村上春樹と坂の心理学)

著者等紹介

原征男[ハラマサオ]
1939年生まれ。63年東京大学文学部社会学科卒、東レ(株)入社、人事労務分野を歩み、2000年に東レ・デュポン(株)常務を退任、愛知みずほ大学教授(経営学)を経て現在(株)NRLファーマ監査役。会社退職後「坂道」に魅入られ、東京23区内の全坂を踏破、2005年には坂学会を設立、会長に就任。読売文化センター他で講師を務める

瀧山幸伸[タキヤマユキノブ]
1955年生まれ。78年東京大学教養学部教養学科卒(人文地理専攻、芸術副専攻)。1978年~企業勤務のかたわら坂研究ほかにいそしむ。坂学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Hidenori Takahashi

1
都内の坂の歴史が主に戦前の小説を通して語られ、ブラタモリとか好きな方には一読をお勧め。2014/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7952647
  • ご注意事項

最近チェックした商品