内容説明
グローバル化時代の中国の全体像を解明する!アメリカ化しつつある「中国イデオロギー」の正体とは…?中国共産党のマルクス・レーニン主義が分かり易い「顕教」ならば、欧米の思想や人文社会科学知識で彩られたイデオロギーは「密教」である。
目次
第1部 グローバル化への同調ベクトル(米中の共通認識とチャイナ・イデオロギー;新自由主義イデオロギー論;市民社会論 ほか)
第2部 地政学的認識の変化(海洋イデオロギーとしての「海権」論;海洋戦略と多国間・周辺外交の思想:南シナ海をめぐる国際関係)
第3部 周辺からの思想的挑戦(香港・マカオの「一国二制度」論;台湾のソフト・パワー戦略:「非承認国家」の挑戦;ネオ・マルクス主義と台湾 ほか)
著者等紹介
齊藤哲郎[サイトウテツロウ]
1987年、東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程単位取得後退学。専門は、現代中国政治思想、国際関係論。広島市立大学教授を経て大東文化大学法学部政治学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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