熊野―その聖地たる由縁

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779118692
  • NDC分類 172
  • Cコード C0021

内容説明

熊野は甦りの地、いまも昔も、変わらない聖域。熊野信仰について、平安期に書かれた『熊野権現垂迹縁起』を調べれば調べるほど謎が深まり、現地を取材。ついに、誰がいつどんな目的でこの話をつくったのか、また「熊野権現信仰」を確立した人たちや「神仏習合」をおこなった人たちにまで辿り着いた。

目次

序章 異界の地・熊野
第1章 神話と伝説の熊野
第2章 霊場としての熊野
第3章 熊野権現とは何か
第4章 『熊野権古垂迹縁起』千年の謎を解く
第5章 熊野権現取材記
終章 熊野その聖地たる由縁

著者等紹介

天川彩[テンカワアヤ]
北海道生まれ。大手音楽プロモーション会社、新聞社系情報誌記者等を経て、1996年ラジオドラマシリーズ(朝日放送)で脚本家デビュー。以後、作家、作詞家、コラムニスト、童話詩人、映像監督として活躍。フィールドワークとして古き信仰や文化を訪ねて国の内外を歩き、講演活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Olive210

0
来年いよいよ熊野三山をめぐる予定を立てているので、予習用に読みました。初心者の私には少し難しかったかなと思いますが、最終章へ向けて盛り上がりを感じ、最後まで興味深く読めました。もともと古事記のお話が好きだったので、そうだったのかー!と発見が多く、神武、天武天皇との関わり興味深かった。もう一回読み直せば、少しは理解できるかなと思う。早速近くの熊野神社に行ってみようと思う。2013/09/13

495年前の

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民俗学といった体系的な学問に則った「フィールドワーク」ではなく、筆者の個人的な体験を述べたもの、学術的にはあまり得るものは無いか。ただ、ページ数が少なく修験道に関するリアルな声を聞くことができ、問われる知識の敷居も極めて初歩的なのでとりあえずだけ読んでもてもよろしいかと2021/11/25

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