日本映画オルタナティヴ

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  • サイズ B6判/ページ数 420p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779118371
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

サブカル分析が「詩性」の発現と相即する「場」を形成し、畏怖の念をもって「作品」に分け入ったとき、真に対象化できたという官能的悦びが待っている。このような映画時評の射程を感知するために文章を縦断し、のちに観るべき映画を策定すべし。

目次

犯罪の瘴気、犯罪連鎖の作為―古澤健監督『怯える』
映画というカフカ―黒沢清について
押井守の実写映画にはショットが存在しない
われわれは殺されたがっている―渡辺謙作監督『ラブドガン』と殺し屋映画の系譜
観客心理を切り刻む鋏の蠱惑―池田敏春監督『ハサミ男』
多元的に交錯し、連鎖する穴、穴、穴―風間志織監督『せかいのおわり』
終結場面を疑問形に宙吊ること―日向寺太郎監督『誰がために』
観客を覚醒させる「逆転」と「痛み」―豊田利晃監督『空中庭園』
時間感覚の迷宮―オムニバス映画『乱歩地獄』
「出現の映画」、二十一世紀的な―大森立嗣監督『ゲルマニウムの夜』
これが新しい“演出”の六原則〔ほか〕

著者等紹介

阿部嘉昭[アベカショウ]
北海道大学大学院文学研究科准教授、評論家、詩作者。1958年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1994年、キネマ旬報社退社後、評論家や大学講師として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hiratax

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ゼロ年代映画の評論集。図書新聞、各映画のパンフレットに掲載されたもののほか、mixi、Facebookへのポストも含む。依頼原稿ではなく、ある場に言葉を注ぎ続けること。それは140字ではなくとめどなく増殖すること。難解な言葉が多用されているが、根はロマンチストだと感じさせる文章が良い。2013/06/17

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