内容説明
稀代のニヒリストか、最高のヒューマニストか?村上春樹や高橋源一郎に影響を与えた、ポストモダンの巨匠。本国での再評価も現在進行形の、現代アメリカの国民的作家を大解剖。大江健三郎対談、伊藤典夫の初訳&エッセイ収録。
目次
ハイホー!―ヴォネガットの世界(「ハリスン・バージロン」(改訳決定版)
「魔法のランプ―オリジナル・バージョン」 ほか)
プーティーウィッ?―ヴォネガットとの対話(「『スローターハウス5』出版25周年記念版序文」;「20世紀への送別の辞」 ほか)
そういうものだ―ヴォネガットを語る(ヴォネガット連続体―超兵器と超虚構のはざまで;『スローターハウス5』とアメリカ戦争文学 ほか)
チリンガ・リーン!―ヴォネガットあれこれ(徹底レビュー ヴォネガット初の本格的伝記And So It Goesを読む;カート・ヴォネガット年譜 ほか)
ナイス、ナイス、ヴェリ・ナイス―ヴォネガット作品ガイド(『プレイヤー・ピアノ』;『タイタンの妖女』 ほか)
著者等紹介
巽孝之[タツミタカユキ]
慶應義塾大学文学部教授。アメリカ文学専攻。1955年東京生まれ。コーネル大学大学院修了(Ph.D.,1987)。主著に『サイバーパンク・アメリカ』(頚草書房、1988年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『ニュー・アメリカニズム』(青土社、1995年度福沢賞)ほか多数。日本SF作家クラブ会員
伊藤優子[イトウユウコ]
アーティスト。1968年愛知県生まれ。名古屋総合デザイン専門学校卒。普段はYOUCHAN(ユーチャン)名義にてグラフィックアート全般を手がける。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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