二〇一一年の『家族の肖像』―ヴィスコンティとデカダンスとしての「近代」

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二〇一一年の『家族の肖像』―ヴィスコンティとデカダンスとしての「近代」

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  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779117787
  • NDC分類 778.237
  • Cコード C0095

内容説明

2011年3月の危機は「近代」という時代の危機であった。科学とテクノロジーによって規定された制度としての「世界」。それがすでに破綻に瀕していることをあらわにしたのが、あの「危機」だった。その「できごと」がもたらしたカオス的な状況を、ヴィスコンティ晩年の作品をとおして読み解く。

目次

第1主題 芸術と科学―「教授=ビアンカ」モティーフによる(世俗と聖域;近代的な美の理想 ほか)
第2主題 デカダンス―「教授=コンラッド」モティーフによる(対立し、照応するモティーフ;過去への志向 ほか)
第3主題 自然と人為―「教授=リエッタ」モティーフによる(自然としてのリエッタ;人間の肯定 ほか)
第4主題 政治とモラル―「コンラッド=ステーファノ」モティーフによる(政治あるいはイデオロギー;知識人 ほか)

著者等紹介

淺沼圭司[アサヌマケイジ]
1930年、岩手県盛岡市生まれ。東京大学大学院修士課程修了。成城大学名誉教授。専攻は美学、映画理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。