内容説明
傀儡か、愛国者か?反逆者か、英雄か?命がけで独立を闘った二人の信念と野望とは。長年のスペインによる重圧、新たな占領者アメリカの残虐行為。日露戦争に勝利した日本は、解放者になるのか?多くの犠牲者を出したフィリピンの独立から日本を見つめる。
目次
プロローグ―戦争の背景
第1章 リカルテの育ったスペイン統治下のフィリピンと革命
第2章 リカルテと比米戦争―アメリカ統治を拒否
第3章 リカルテの日本亡命―アメリカの統治とラウレル
第4章 日本軍のフィリピン占領と共和国誕生
第5章 日本の敗戦とラウレルの戦後
エピローグ―リカルテとラウレルの評価
著者等紹介
寺見元恵[テラミモトエ]
専門はフィリピン現代史。ハワイ大学アジア学修士号取得。フィリピン大学フィリピン学修士号取得、同大学歴史学博士号取得。元デラサール大学(マニラ)文学部歴史学科、アテネオデマニラ大学文学部歴史学科講師。元ジャワルラルネルー大学(インド)国際関係学部客員研究員、元上智大学アジア文化研究所客員所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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