15歳からの「伝記で知るアジアの近現代史」シリーズ<br> フィリピンの独立と日本―リカルテ将軍とラウレル大統領

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15歳からの「伝記で知るアジアの近現代史」シリーズ
フィリピンの独立と日本―リカルテ将軍とラウレル大統領

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779117329
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0323

内容説明

傀儡か、愛国者か?反逆者か、英雄か?命がけで独立を闘った二人の信念と野望とは。長年のスペインによる重圧、新たな占領者アメリカの残虐行為。日露戦争に勝利した日本は、解放者になるのか?多くの犠牲者を出したフィリピンの独立から日本を見つめる。

目次

プロローグ―戦争の背景
第1章 リカルテの育ったスペイン統治下のフィリピンと革命
第2章 リカルテと比米戦争―アメリカ統治を拒否
第3章 リカルテの日本亡命―アメリカの統治とラウレル
第4章 日本軍のフィリピン占領と共和国誕生
第5章 日本の敗戦とラウレルの戦後
エピローグ―リカルテとラウレルの評価

著者等紹介

寺見元恵[テラミモトエ]
専門はフィリピン現代史。ハワイ大学アジア学修士号取得。フィリピン大学フィリピン学修士号取得、同大学歴史学博士号取得。元デラサール大学(マニラ)文学部歴史学科、アテネオデマニラ大学文学部歴史学科講師。元ジャワルラルネルー大学(インド)国際関係学部客員研究員、元上智大学アジア文化研究所客員所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

12
長かったスペインの統治、新たな支配者アメリカの登場。圧政に苦しむフィリピンにとって、日露戦争に勝利した日本は羨望の的だった。親子ほどの年の差、育った時代の違いを超えて、軍人リカルテと政治家ラウレルも日本を手本にフィリピンの独立を目指した。最終局面、両者は道を分かつ。最後まで日本軍と行動を共にしたリカルテ。日本敗戦を見越してアメリカ寄りに軌道修正を図るラウレル。フィリピン独立に懸けた二人の実像に迫る。追記:かなりの誤字脱字がある2024/04/07

nori

3
Nauunawaan ko ang mga pangalan ng kalye gaya ng Roxas, Mabini, del Pilar, Bonifacio. Medyo ko manghihinayang na walang impormasyon tungkol sa Hukbalahap, atbp. At saka, siguro may mga orihinal ng NPA at Muslim laban sa pamahalaan gaya ng Molo, Abu Sayaf.2015/02/24

co1024

0
リカルテとラウレルというフィリピンを代表する英雄の自国の独立・国民の保護に命を懸けた生き方の描写はまるで物語を読んでるかのようだった。ラウレルの故郷バタンガス、戦後収監されたモンテンルパを先月たまたま訪れたばかりであり、最早戦争を感じさせる雰囲気は皆無であった。だが食堂に寄った際、朝の定刻に国歌が流れると、全員が作業を中断し胸に手をあてた姿を思い出し、ラウレルが説いた愛国心の重要性が今も脈々と受け継がれているのだなと納得させられた。2016/04/17

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