内容説明
トゥルネン運動の担い手であったフォルク=民衆・民族の実像を追求し、その国民化と帝国創設の相貌を描く労作。
目次
序章 「トゥルネン」とは?/トゥルネン運動と「フォルク」
第2章 発見されるフォルク―Fr.L.ヤーンと初期トゥルネン運動
第3章 実践されるフォルク―トゥルネン協会の理念と実態
第4章 分裂するフォルク―トゥルネン運動と一八四八年革命
第5章 膨張するフォルク―一八六〇年代前半のトゥルネン運動の「自由」と「統一」
第6章 変容するフォルク―一八六〇年代後半のトゥルネン運動と「上からの統一」
著者等紹介
小原淳[オバラジュン]
1975年生まれ。2006年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(早稲田大学・文学)。同大学文学学術院助手を経て、早稲田大学文学学術院、津田塾大学等講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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