内容説明
「光と闇の狭間」に生きた特異な大作家への招待。「です。ます」調による“講演集”的な読みやすい編集。
目次
1 グリーンの生涯(誕生・家族;パブリック・スクール;学生寮―“緑のラシャ張りの扉” ほか)
2 グリーン文学の核心―文学と宗教と政治とで(グリーン文学とカトリシズム;リベリア黒人共和国―死を賭したアフリカ紀行;第二の改宗 ほか)
3 謎と迫力に満ちたグリーンの作品群(『おしゃべりする四月』―詩人としてのグリーン;『イスタンブール特急』―新しいグリーン;『ここは戦場だ』―霧と戦いによる孤立 ほか)
著者等紹介
山形和美[ヤマガタカズミ]
1934年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士(筑波大学)。筑波大学名誉教授。聖学院大学大学院教授(アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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