内容説明
激動の東北アジアを舞台にした朝鮮族の移動とネットワークをフィールド調査をもとに壮大なスケールで実証。
目次
まえがき―延辺、東北三省、そして東北アジアへ
序章 朝鮮族という研究対象と問題の構成
第1章 朝鮮族社会の編成―“グローバル・アプローチ”からの考察に向けて
第2章 重層的な生活実態の一断面―定量的データから
第3章 来日メカニズムとエスニック・ネットワーク―文化資本をめぐる二極化・階層化の諸問題
第4章 移動の歴史と朝鮮族のエスニック・アイデンティティ
第5章 「在日本中国朝鮮族」―脆弱性と可能性
終章 跨境人としての朝鮮族―エスニック・マイノリティの自己統治
著者等紹介
権香淑[クォンヒャンスク]
1969年大阪生まれ。上智大学大学院博士課程修了。博士(国際関係論)。主な研究テーマは、人の移動を踏まえた東北アジア地域研究。上智大学アジア文化研究所共同研究員、国会図書館立法調査局非常勤調査員を経て、早稲田大学アジア研究機構客員研究員、恵泉女学園大学非常勤講師。韓国・全南大学研究教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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