内容説明
政治的・文化的に鮮やかな対照をなす日本とスイスが、なぜ早い時期から友好関係を築いてきたのか。意外に知られていない歴史の内幕。
目次
第1部 日本への長い道のり(ジパング―美化から啓蒙へ;閉じられた牡蛎の中―鎖国;スイス人の「血液貿易」と日本―スイス傭兵の日本小旅行;世界周航の途上で―長崎・出島を描いたスイス人 ほか)
第2部 スイスと日本―相互発見(共和州瑞典―見知らぬ使節;アンベール氏の待ちに待った日―スイス使節団長の歩み;スイスにおける侍の沈黙―徳川使節団の旅;岩倉具視は一八七三年にリギ山で何を見たか―岩倉使節団の見たスイス ほか)
著者等紹介
モッティーニ,ロジャー[モッティーニ,ロジャー][Mottini,Roger]
1959年、スイスのサン・モリッツ生まれ。ザンクト・ガレン大学で国家学、特に外交史を学ぶ。文部省の留学生として1990年から92年まで東京大学で研究を続け、1998年ザンクト・ガレン大学で博士の学位を取得。現在、早稲田大学、上智大学講師
森田安一[モリタヤスカズ]
日本女子大学名誉教授、放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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