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内容説明
『ドラゴンボール』は『エヴァンゲリオン』より「難解」だった!?本当の「謎」は物語の外部にではなく、内部にある。ネットにあふれる紋切り型の「強さのインフレ論」を超えて、豊穣な「問い」を取り戻すための刺激的なマンガ批評。
目次
1 物語(『ドラゴンボール』の構成と梗概;『ドラゴンボール』の物語論)
2 群像(記号としての身体 孫悟空;二世という抑圧 孫悟飯;次男の反復 孫悟天 ほか)
3 言語(『ドラゴンボール』の言語ゲーム;ネーミングをめぐって;『ドラゴンボール』の資本論 ほか)
著者等紹介
見崎鉄[ミサキテツ]
1965年、長野県生まれ。ライター。サブカルチャーを中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
1
◎2012/11/14
鶯
1
ドラゴンボールを媒体に様々な分野へ話を広げていき、ボリュームはありますが飽きずに読めました。一見単純なストーリーであるドラゴンボールだからこそ、語りつくせぬほど謎が出てきます。単純だからこそ良い。2013/02/09
メルセ・ひすい
1
15-76 !登場するキャラクターを徹底的に解き明かす ドラゴンボール」は「エヴァンゲリオン」より難解だった…。ドラゴンボールの深層にある、読者を中毒にしてしまう優れたマンガのテクニックと構造、そして孫悟空 喜劇 怪奇 SF 小さい戦士 セルはなぜっ ブウ 亀仙人 クリリン ユジロベー チチ トランクス ミスター・サタン ポポ… ふふふっっ2011/10/31
ryo_zz
0
ドラゴンボール未読の私にはきつかった…(笑)ドラゴンボールを表現論・テクスト論・物語論(と呼ぶのだろうか?)・資本論(数値)・比較文学などさまざまな視角から見つめ、向かうところ敵なしのような本です。一般に言われている「強さのインフレ現象」というクリシェで片付けることなく、「強いかどうか」という一元的基準を脱却した作品として再評価する流れは重要だと感じました。しかし気になるのは、いったいこの本、どういう人が読んでいるのだろう…?2011/11/13
ひろ
0
懐かしく、本当に好きだったなぁと、マンガ読んでた頃、テレビで見てた頃、映画見に行ったこととか思い出した。2022/07/08