内容説明
花岡事件鹿島建設交渉の代理人、石飛仁が和解にいたるまでの内幕、軌跡をすべて明らかにした衝撃ルポ。
目次
1 すべては閣議決定ではじまった
2 消えた「外務省報告書」
3 悪魔の証明
4 花岡蜂起四〇周年
5 生きていた耿諄大隊長
6 平和への「長征」
7 交渉の発展
8 事実の「花岡事件」―蜂起「花岡事件」は七月一日である
9 事実の慰霊そして天津へ
エピローグ―鹿島交渉メモ(1983~2007)
著者等紹介
石飛仁[イシトビジン]
本名:樋口仁一。1942年生まれ。1965年、駒澤大学文学部国文学科卒業。劇団「青俳」演出部。秋浜悟・木村光一の演出助手(「青俳」第一回紀伊国屋演劇賞受賞、木村光一文部大臣賞受賞)。1967年蜷川幸雄、岡田英次、蟹江敬三、石橋蓮司らと劇団「現代人劇場」結成、新劇人反戦青年委員会代表。1971年中国人強制連行「花岡事件」調査開始。1972年光文社「女性自身」シリーズ人間班専属記者となる(30年間)。現在フリーライター。東京東アジア文化交流会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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