内容説明
人はなぜ闘争に立つのか…?パレスチナと共に生きた著者が、初めて日本赤軍の内部事情を語る。最後に語られる、あの時代…。
目次
1 日本赤軍の「解散宣言」をめぐって
2 日本赤軍の草創期について
3 思想闘争の持ち込みとは何だったのか
4 日本赤軍を脱退した理由
5 『日本赤軍私史―パレスチナと共に』について
6 人はなぜ闘争に立つのか
著者等紹介
和光晴生[ワコウハルオ]
1948年、宮城県生まれ。1968年、慶応大学入学直後から全共闘運動に身を投じ、2年で除籍。アルバイト生活を経て、若松孝二監督の若松プロで演出助手となる。1973年9月、アラブに渡り、PFLPの海外作戦部門に所属。のち、日本赤軍発足に参加。78年末、日本赤軍に脱退届を提出(正式脱退は3年後)。レバノン南部前線でコマンドとなる。1997年2月、レバノン・ベイルートで日本赤軍メンバー4名とともに3年間服役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Junichi Kitazawa
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物事を多面的に見るためには複数の方の著書を読むのが一番という吉田豪先生の教えに従って読了 重信さんの威光が如何に空疎なものなのか、というのがよくわかってしまう本 まあ重信さん側の人は文句付けてるようだけど、表現の具体性とかでどちらがより真実を語っているのかがわかってしまうのが悲しい2014/06/28
猫草
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完全なる重信房子への批判!重信房子の著書を読んでの違和感がスッキリした!それにしても重信房子が何故 活動の場所をパレスチナに求めたのかは わかるようでわからないわー謎だ!2013/09/07
わたぼう
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★7/102015/12/10