砂の戦士たち

個数:

砂の戦士たち

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779114021
  • NDC分類 969.3
  • Cコード C0097

出版社内容情報

20世紀ブラジル文学を代表する作家が、ストリート・チルドレンの世界をドキュメンタリー・タッチで描く傑作長篇。港町サルバドールを舞台に、路上生活をおくりながら生きるために犯罪を繰り返す少年と少女たちの宿命と自立への闘い。

ブラジル文学 ラテンアメリカ文学

内容説明

『砂の戦士たち』はジョルジェ・アマードの初期の代表作で、ロングセラーとして現在まで読みつがれている。ブラジル北東部最大の港湾都市サルバドールを舞台に、生きるために犯罪を繰り返しながら路上生活を送る少年と少女たちの宿命と自立への模索を描いた本作は、文学作品としてのみならず、ストリート・チルドレンのドキュメントとしても高い評価を受けている。

著者等紹介

アマード,ジョルジェ[アマード,ジョルジェ][Amado,Jorge]
1912‐。20世紀ブラジル文学を代表する作家であり、83歳になる今も創作活動を続けている。また世界的にもっとも広く紹介されているポルトガル語作家でもあり、その作品は45か国語に翻訳されている。1977年にはノーベル文学賞候補となっている。作風は、初期の、社会の底辺に生きる人々をリアリズムの視点で描くものから、ブラジル民衆の生きざまをユーモアや諷刺をまじえて描くことに重点が移っている

阿部孝次[アベコウジ]
1957年大阪市生まれ。東京大学教養学部卒。1982年から一年間、マドリード・コンプルテンセ大学に留学。1994年4月から半年間、清泉女学院短期大学非常勤講師。現在、読売新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホンダ

6
確かシティ・オブ・ゴッドでブラジル文化に興味を持った流れで読んだと記憶しております。文体はブラジルそのものだと個人的には思いました。アマードの作品はこの他にもいくつか読んだのですが、サウダージという日本人になじみのない感情を少し理解できたような気がします。 しかし、1937年に書かれたとは思えないほど古臭さを感じさせません。ラストは少し唐突な気もしましたが、著者が共産党員であったことや当時の年齢を考えると(若干25歳)理解できなくもありません。 ブラジルに興味がある人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

春ドーナツ

5
先日、ポルトガルの現代小説を読んだ。訳者あとがきに、「・・・ポルトガル文学並びにブラジル文学・・・」という文言が目に飛び込んできた。時間よ、止まれ、お前は美しい! 否、私を流れる時間が凍った。「ハッ!?」と我に返ると巻末の出版案内に目を通す。「あった・・・」 ついに南米未読国の雄、ブラジルの小説を読むことができた。私はとても感慨深い。2016/10/29

三つ編みのMari

2
ブラジル北東部バイーアで、身寄りのないこどもたちの日々を描く物語。 作者の、各登場人物への愛を感じた。とても繊細に丁寧に編まれた作品だと感じた。2020/11/10

洪水

2
ブラジル北東部の町サルバドールを舞台に、路上で暮らすこどもたち「砂の戦士たち」の生活を描いた物語。新聞記事のようなただ事実を述べていくような文章が、少年少女のたくましさ、友情、愛を知り成長していく様をとらえていく。まさに映画「シティオブゴッド」の世界。非常に興味深く読みました。ジョルジェ アマードのほかの作品も読んでみたい。2012/11/18

cpond

1
ブラジルのストリートチルドレンの話をノンフィクションタッチで語っている。短めの文章の連続でリズムが良い。『自分のギターを弾き、上等の酒を飲み、美味しい料理を食べ、歌とギターで綺麗な女に熱を上げた』子供に対する描写じゃないよね。W杯を記念してポルトガル語作家の本を読んで見ました。2014/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/81312
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品