出版社内容情報
20世紀ブラジル文学を代表する作家が、ストリート・チルドレンの世界をドキュメンタリー・タッチで描く傑作長篇。港町サルバドールを舞台に、路上生活をおくりながら生きるために犯罪を繰り返す少年と少女たちの宿命と自立への闘い。
ブラジル文学 ラテンアメリカ文学
内容説明
『砂の戦士たち』はジョルジェ・アマードの初期の代表作で、ロングセラーとして現在まで読みつがれている。ブラジル北東部最大の港湾都市サルバドールを舞台に、生きるために犯罪を繰り返しながら路上生活を送る少年と少女たちの宿命と自立への模索を描いた本作は、文学作品としてのみならず、ストリート・チルドレンのドキュメントとしても高い評価を受けている。
著者等紹介
アマード,ジョルジェ[アマード,ジョルジェ][Amado,Jorge]
1912‐。20世紀ブラジル文学を代表する作家であり、83歳になる今も創作活動を続けている。また世界的にもっとも広く紹介されているポルトガル語作家でもあり、その作品は45か国語に翻訳されている。1977年にはノーベル文学賞候補となっている。作風は、初期の、社会の底辺に生きる人々をリアリズムの視点で描くものから、ブラジル民衆の生きざまをユーモアや諷刺をまじえて描くことに重点が移っている
阿部孝次[アベコウジ]
1957年大阪市生まれ。東京大学教養学部卒。1982年から一年間、マドリード・コンプルテンセ大学に留学。1994年4月から半年間、清泉女学院短期大学非常勤講師。現在、読売新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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