出版社内容情報
原爆の惨禍をくぐり抜け、二度も革命的運動の波頭に立って(共産党の職業革命家、新左翼運動の知られざる牽引者として)闘い抜いた中村丈夫の足跡。伝記/評伝的な内容、理論的業績の紹介、年譜・組織系統図・書誌をも収録。
『クラウゼヴィッツの洞察―中村丈夫氏軍事論集』(中村丈夫氏軍事論集刊行委員会編、彩流社、2006年)
内容説明
原爆を含む先の大戦の惨禍をくぐり抜け、人生に二度、革命的運動の波頭に立った人はあまりいない。一回はかつての共産党の職業革命家として、もう一回は新左翼運動の知られざる牽引者として闘い抜いた人こそ、昨年亡くなった中村丈夫その人である。
目次
第1章 八七年の軌跡に想う(兄を語る;戦後のことども ほか)
第2章 中村丈夫さんを偲ぶ(中村さんの理論的貢献;中村さんへの追想)
第3章 理論的業績のあらまし(あらましのあらまし;経済学的領域のあらまし ほか)
第4章 資料篇(活動年譜;広義構造改革派の組織系統 ほか)
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- 和書
- 沈黙の神々 〈2〉