出版社内容情報
【誰がために鐘は鳴る】は冷戦に翻弄された作品である。刊行当時の高い評価がアメリカで吹き荒れたマッカーシズムの嵐と、ソ連共産党への痛烈な批判という根底的な問題を内包していたため政治的な批評の具となり、文学作品としての評価が正当になされることがなかった。
内容説明
レトリックで読む『誰がために鐘は鳴る』と元義勇兵との書簡を通して綴る作家の実像。
目次
序章 文学と歴史における記憶
第1章 ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』批評史序説
第2章 元国際義勇兵アルヴァ・ベッシーの批評
第3章 後期ヘミングウェイ作家論のために
第4章 もうひとつのヘミングウェイ像
第5章 冗談・悪態・レトリック―『誰がために鐘は鳴る』再考
第6章 『老人と海』―労働と共同体の物語として
終章 まとめにかえて
付属資料 エドウィン・ロルフ宛書簡の解題
著者等紹介
船山良一[フナヤマリョウイチ]
1948年山形県生まれ。山形県職員として勤務。新潟大学法文学部文学科英文学専攻卒業。東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了。博士(学術)新潟大学。現在、山形県立米沢女子短期大学英語英文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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