文芸時評―現状と本当は恐いその歴史

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文芸時評―現状と本当は恐いその歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 446,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779112904
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

日本独自ともいわれる「文芸時評」の歴史を、明治から平成まで辿り、特定の作品をめぐって、なぜ批評家の間で大きな差異が生じるのかを考察する初の試み。

目次

村上春樹『海辺のカフカ』は、なぜ絶賛と酷評に分かれるのか
再び『海辺のカフカ』をめぐって・テクスト論派の批評原理
渡部直己と〓(すが)秀実の文芸時評・仁義なき毒舌批評
嘆きと怒り・福田和也と中上健次の作品の点数化
文芸時評の起源・明治の森鴎外、高山樗牛、田山花袋、正宗白鳥
大正期の文芸時評・佐藤春夫、広津和郎
戦闘的かつ論争的な小林秀雄の登場
非情さの川端康成と正直さの中村光夫の文芸時評
戦前・戦中・戦後にわたる高見順の文芸時評
平野謙・確かな批評眼で戦後の文芸時評を確立
江藤淳の文芸時評・小島信夫、深沢七郎から田中康夫まで
山本健吉、河上徹太郎、林房雄、大岡昇平の文芸時評
「内部の人間」の秋山駿と「純文学」の奥野健男の文芸時評
アカデミックな川上二郎、篠田一士、菅野昭正の文芸時評
文芸時評の革命者・石川淳と丸谷才一の文芸時評
『朝日新聞』の文芸時評・大岡信、井上ひさし、山崎正和、富岡多恵子
斬新な高橋源一郎と大江健三郎、池澤夏樹の文芸時評
柄谷行人、蓮實重彦、筒井康隆、荒川洋治の文芸時評
明治から平成までの文芸時評の特徴と純文学の衰退
客観的な批評は果たして存立するのか

著者等紹介

吉岡栄一[ヨシオカエイイチ]
1950年、北海道生まれ。1981年法政大学大学院、英文学専攻博士課程修了。トルーマン州立大学大学院留学。東京情報大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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