内容説明
英米文学・ドイツ文学・フランス文学・中国文学・日本語の研究者10名が、“異文化との出会い”をテーマに、さまざまな角度から“異文化理解”を論じる論考集。
目次
文化のクロスロード(イギリスの幽霊とアメリカ娘―オスカー・ワイルドの「カンタヴィルの幽霊」を読む;「オリエンタル」ステレオタイプ再考―アジア女性表象のいま;リルケのメルヘン―『神さまの話』のメルヘン度;教育と学校教育の狭間で―寄宿制学校で失われたカナダ先住民の文化)
言語のクロスロード(日本語のあいづちは異文化でどのように解釈されるのか―会話の展開方法の観点から;パプアニューギニアにおけるドイツ語;シレプシス・マスターとしての野田秀樹とプルースト;遊離語句の論 ほか)